金利が上がると得をする5業種を、自分の持ち株に当てはめてみた
日本に「金利のある世界」が戻ってきました。金利が上がると得をする業種があるそうです。
知識として知るだけでは、自分のお金には何も起きません。そこで、私の持ち株を「得をする側」の5業種に当てはめてみました。
金利が上がると得をする5業種
一般に、次の5つが「得をする側」と言われています。
- 銀行:お金を貸す側の金利は上げやすく、預金者に払う金利は少しずつ上がる。その差が広がる
- 保険:預かった保険料の運用利回りが上がると、運用で稼げる
- 証券:信用取引(借金をして株を買う取引)で、顧客から取る金利が上がる
- 大手総合商社:金利が上がる局面は物価が上がる局面。資源の価格も上がりやすい
- 無借金でお金が余っている会社:払う利息がなく、受け取る利息だけが増える
私の持ち株に当てはめてみた
私が持っている日本株のうち、何%がどこに当たるかを出しました。2026年8月下旬時点です。金額ではなく割合だけ載せます。
| 業種 | 持ち株 | 割合 |
|---|---|---|
| ① 銀行 | 三井住友トラストグループ | 6.1% |
| ② 保険 | MS&ADインシュアランスグループ | 5.2% |
| ③ 証券 | なし | 0% |
| ④ 大手総合商社 | 三菱商事 | 1.7% |
| ⑤ 実質無借金の会社 | 32銘柄 | 40.3% |
①〜④は、合わせても約13%
銀行・保険・商社の3銘柄で、株全体の約13%です。証券会社は1社も持っていません。
証券会社を持っていないのは、私の銘柄選びの基準を満たす銘柄がなかったからです。金利で得をする業種だから、という理由だけでは買いません。
⑤は、持ち株の約4割
一番大きかったのが⑤です。基準はこう決めました。
- 有利子負債(借入金・リース債務)が30億円以下
- 現金が有利子負債を上回っている
この2つを満たす銘柄は32銘柄で、株全体の40.3%でした。
例を3つ挙げます(有価証券報告書の数字)。
| 会社 | 現金及び現金同等物 | 有利子負債 |
|---|---|---|
| ABCマート | 約2,072億円 | 約12億円(短期借入) |
| あいホールディングス | 約546億円 | 約8億円(リース債務のみ) |
| 竹内製作所 | 約562億円 | 借入・リースの記載なし |
「現金及び現金同等物」は、3か月を超える定期預金を含みません。会社によっては、実際の手元のお金はこれより多くなります。
借入・リースの記載がない会社(竹内製作所など)は、記載がないだけで、借金がゼロだと断定はしていません。
借入・リースの記載がない会社(竹内製作所など)は、記載がないだけで、借金がゼロだと断定はしていません。
約4割もあったのは、偶然ではありません。私は銘柄を選ぶときに、財務の健全性を基準にしています。借金が少なく、簡単には潰れない会社を選んできた結果が、そのまま⑤に当てはまりました。
金利が上がることを見越したり、狙ったりして買ったわけではありません。でも、財務をしっかりチェックして買うことで、こうして金利上昇の恩恵を受けやすい持ち株になっていました。
まとめ
- 「得をする側」に分類される業種は、①銀行 ②保険 ④商社で約13%
- ⑤の「借金がなく現金が多い会社」が、持ち株の約4割
今後も、これまでどおり継続します。金利が上がるからといって、持ち株を入れ替えることはしません。
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